我が家は小学生の2人含む4人家族です。
このグアム旅行前、最後に海外旅行へ行ったのは10年以上前でした。
なので、パスポートの発行から始まる沢山の手続き関係をまとめていきたいと思います。
パスポートの発行
私と夫は期限切れ、子どもたちは初めての申請ということで、家族全員が“最初から”手続きスタートという状態。
「何を準備すればいいの?」「子どもの写真はどうする?」と、当初は不安もありましたが…
いざやってみると、工夫次第でコストも時間も節約できました✨
これからパスポート申請をするご家庭の参考になれば嬉しいです!
🖥 オンライン申請の開始タイミングに注意!
令和7年(2025年)3月24日からは、パスポートのオンライン申請がスタートし、手続きの利便性が一気に向上しました✨
ですが、我が家が申請した時期はまだ開始前…。
そのため、最寄りのパスポートセンターに直接出向いての申請となりました。
📝 パスポートセンターへ行く前の準備
事前準備として用意したものをまとめます👇
① 申請用紙
- オンラインでダウンロードし、事前に入力できました。
② 戸籍謄本(1通)
- 今回は家族全員分を一括で申請したので、1通でOKでした。
③ 住民票の写し
- 我が家では不要でした。自治体や申請内容により異なるので要確認です。
④ 証明写真(パスポート用)
子どもたちは今回が初めてのパスポートだったので、
「写真館に行く?それとも証明写真機で大丈夫?」と迷いましたが…
最終的には、
- 白背景の壁の前で自宅撮影
- 証明写真サイズに加工できる無料アプリで調整
- 2L判でコンビニ印刷(1枚80円!)
という超お手軽&格安な方法に!
印刷サイズが少しズレていたため1回は印刷しなおしましたが、それでも家族全員分で500円ほどで済みました。
ちなみに、提出時にサイズが若干合っていなくても、パスポートセンターの方が微調整してくださるケースもあるようです(←対応はセンターによって異なるので要注意です)。我が家の場合は提出した際にちょっとのサイズお直しであれば、パスポートセンターの方で対応していただけました。
🎒 パスポートセンター当日の持ち物
持ち物は事前にしっかりチェックするのが鉄則!
我が家はうっかり…
子どもたちの身分証明書を忘れてしまいました😅
幸い、
- 保護者も一緒にパスポートを作ったこと
- 保護者も同伴だったこと
- 保護者の本人確認書類があった
- 保護者と同居家族であること
ということで、「受け取り時に本人確認書類を提示する」条件付きで申請OKとなりました。
でもこれはあくまで特例的な対応。
忘れ物の内容によってはその場で申請できない可能性もあるので、しっかり事前チェックしてから行きましょう!
👦 子どもも本人が行く必要あり!
これ、意外と知らない方も多いのですが、
小学生の子どもでも、本人がパスポートセンターに行く必要があります。
しかも、我が家の最寄りのセンターは土日祝がお休み。
- 学校
- 仕事
- センターの受付時間
この三つの兼ね合いが難しく、申請&受け取りの2回ともスケジュール調整が大変でした。
📅 旅行に向けては早めの準備がカギ!
今回の経験で感じたのは、
**「とにかく早めに動くことが大事!」**ということ。
写真の準備や書類の手配、スケジュール調整など、家族分となると予想以上に手間がかかります。
旅行や留学の予定が決まったら、できるだけ早めにパスポートの準備をはじめましょう!
ビザ、ESTA、Guam-CNMI ETA
🏝 グアムはアメリカだけど…ビザはいらない?
グアムはアメリカ合衆国の準州なので、基本的には「アメリカへの入国」と同じ扱いです。
でも実は、日本人を含む一部の国の旅行者は、グアムや北マリアナ諸島(サイパンなど)に45日以内滞在する場合に限って、ビザが免除される特例があります!
✅ 3つの選択肢!あなたに必要なのはどれ?
ここがちょっとややこしいポイントです。
グアムに行く際、渡航者が使える制度はこの3つ:
名称 | 対象 | 滞在期間 | 必要性 |
---|---|---|---|
ビザ(B1/B2) | 一般的なアメリカ入国用 | 90日以内 | 基本不要(例外あり) |
ESTA | アメリカ本土・ハワイ等も含む旅行者 | 90日以内 | 条件により必要 |
Guam-CNMI ETA | グアム・北マリアナ諸島(のみ) | 最大45日 | ✅これが一番使える! |
✨ 一番おすすめ:Guam-CNMI ETA
これは、グアムと北マリアナ諸島(サイパンなど)だけに行く旅行者向けの「簡易ESTA」のようなものです。
- 有効期間:2年又はパスポートの有効期限の短い方
- 滞在日数:最大45日
- 申請費用:0円(無料)!
- 対象国:日本を含むビザ免除対象国
🔸ポイント:
- ESTAより入力項目が少なく、申請も簡単
- 無料で使えるのが嬉しい
- 申請後すぐに承認されることが多い(※余裕をもって申請を!)
📝 ESTAが必要になる場合は?
通常のESTA(電子渡航認証)は、次のようなケースで必要です:
- グアムを経由してハワイやアメリカ本土に行く場合
- グアムでの滞在が45日を超える予定がある場合
- 将来的に別の米国領へ入国する予定がある人(2年有効なので便利)
申請費用:21ドル(2025年現在)
有効期間:2年
👉 ESTA申請
❌ ビザは必要?
通常のグアム旅行(観光目的・45日以内)でビザは不要です。
ただし、次のような方はビザ(B1/B2など)が必要になることがあります:
- 長期滞在(45日以上)
- 就労・留学などの目的
- 過去にアメリカ入国拒否歴や逮捕歴がある
🧳 まとめ:あなたに必要なものはこれ!
旅行スタイル | 必要な手続き |
---|---|
グアム・サイパンに45日以内の観光 | ✅ G-CNMI ESTA(無料)でOK |
グアム経由でアメリカ本土・ハワイにも行く | ✅ ESTAが必要(21ドル) |
滞在が45日を超える/就労・留学など | ✅ ビザが必要 |
✈️ 最後に:申請は出発の7日前までを推奨!遅くとも5日前までに!
Guam-CNMI ETAもESTAも、オンライン申請は早めが安心です。
スマホやPCから10分ほどで完了するので、余裕を持って準備しておきましょう。
我が家の場合はすぐにGuam-CNMI ETA申請もすぐに通り許諾のメールが来ましたが、
混みあったときには時間がかかる恐れもあります。
無料なので、早めに申請しても不利益はありません。余裕を持って手続きをしておきましょう。
※子どもと一緒に渡航する場合、子どもの分も忘れずに取得してください。
税関 2025年2月4日以降にグアムへ到着する旅行者向け変更点
🔔 重要!紙の税関申告書(I-736)は廃止されました
2025年2月4日の到着便より、紙の税関申告書の配布・記入は廃止されました。これにより、すべての申告はオンライン専用となります。
📱 EDF(GUAM Electronic Declaration Form)とは?
グアム税関申告のための完全デジタル化されたオンライン申告フォームです:
- 対象者:グアムに到着する全ての旅行者
- 記入タイミング:到着の72時間前から申請可能
- アクセス方法:渡航準備中にリンクから記入、提出
- 当日未申請でも大丈夫!:空港の手荷物受取エリアにある 専用Wi‑Fi 経由で、その場でも申告できるので安心です。
📝 なぜ完全オンラインになったの?
- 🛃 デジタル化による入国手続きの効率化
- 📉 紙の処理や混雑時間の軽減を目的とされており、環境負荷も軽減。
- 💡 グアム政府観光局が推奨しており、空港スタッフもスムーズな処理を支援中です。
✅ 旅行者としての対応ポイント
- 出発72時間前〜事前記入がベスト
- 渡航前に必ず「EDF」を済ませておきましょう。
- 集合前でも空港Wi‑Fiで申請可能
- 直前申請でも問題ないので心配無用。
- 紙書類の持参は不要だが、念のためスクリーンショットを保管推奨
- 申告の内容は正確に記入
- 税関申告は法律に基づくもので、虚偽申請は罰則対象。
- あらかじめオンラインで申告しておけば、現地で楽々スマート入国!
グアムへ未成年者(実子の場合でも)と渡航する場合
我が家は両親揃って子どもとグアムへ渡航したので不要でしたが、
グアム旅行の際に両親がそろわない形で渡航する場合、「渡航同意書」(英文)が必要となります。
入国審査の際にこちらからの提出は必要ないので、入国審査官に質問をされた際に提出できるように準備が必要となります。
英語ということでハードルが上がりますが、渡航同意書フォーム&記入例がありますので、
それに沿って記入すれば大丈夫です。
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